高校に行く1番の理由、それが、陸上部。
好きで好きで仕方なくて嬉々として部活に行った……という覚えは正直、ない。笑
毎晩寝る前は起きるのが嫌で、それは朝練を想像して起きたくなくなるからで。
毎朝300mトラック14周のビルドアップ。
割と入部したての頃からメニュー変わってないな?
1年の頃は、毎日がつらすぎて絶対引退できないと思ってた。引退する日が想像できなくて、この日々をあと1年半続けられる自信なんかなくて。
でもやめようと思ったことは一度もないんだよな。
やっぱり、夢があったから。
中学まではほんとに弱っちぃ選手でした。
地区大会突破なんて夢のまた夢。
部活に行ける日も少なくて練習量も十分とはいえなかったし、本気でやってたけど、本当ならもっとできるってずっとどこかで思いながら走ってた。自己ベスト更新も全然できなかった。
心の中で言い訳をしてる自分が嫌だった。
でも本当に弱いことを認めるのも悔しかった。
高校で陸上を続ける?
口では続けると言いながら、他の部活にも興味が少しあって、本当に続けられるのか、その覚悟はあるのか、自信がなかった。
だけど今思えば、それほど陸上のことを考えていて、悔しさを捨てきれずにいた、執着心の塊みたいなあの頃、陸上を止めるなんて選択肢はどこにもなかったと思う。
出逢ってしまったから。
素敵な先輩と仲間、そして顧問の先生。
直属の長距離の先輩3人は、中学の時から名前を知っていた、手なんか届くはずのない選手でした。
だけど、中学の頃、その高校の名前を背中に背負って走っているのを、競技場でお見かけしたことはあったことを思い出して。
その時に、隣で走れたらどんなに良いだろうな、この高校に入って追いかけられたらな、って思ったことを、思い出して。
Y先輩、M先輩、S先輩。
かっこよくて面白くてストイックで強くて大好きな3人の先輩たち。
今でも覚えてる。
入部初日、3人の後ろを一緒にジョグで走らせてもらえたことが嬉しくて夢みたいで走ってるのに宙に浮いてるみたいな幸せを感じてた。
Y先輩が部室で「LINE交換する?」って言ってくださった時に、呆然としてつい「マジですか…?」って、、、
なんて失礼な口のききかたを、、、、、
ごめんなさい。
憧れの先輩たちへの想いを綴ったらキリが無いや、本当に。
思い出なんか次から次へととめどなく溢れてきて、どこまでも大好きな人たちで、未だに大事な勝負の前には連絡をさせてもらって、応援してほしいな、って甘えてしまう。
自分は全然、その3人には到底追いつかなかったけど、それでもいつでも前を走ってくれるのはその3人の背中だったのかもしれない。
ひとつ、よく覚えている言葉があります。
わたしがY先輩に、ずっとわたしの憧れの人だったこと、これからも追いかけたいことを伝えたとき、先輩が「わたしにも、憧れていた先輩がいたよ」とおっしゃったんです。
ハッとしました。
先輩にも憧れる人がいたんだ。
目標があってそれを目指してずっと走ってるんだ。
先輩は先頭じゃないんだ。
でも不思議と、その方が、1番にいるって思ってた先輩よりも強い気がして。
何かを追いかけてる方が、ずっとずっと強い気がして。
ちょっとだけ、先輩が憧れている人を羨ましく思ったりもしました。
いいな。
わたしもそんなふうに思ってもらえるのかな。
陸上を高校で再開して頑張った話をするはずが、先輩への愛を語ってる…?
ダメですね、ライブ派の書き手はこうなっちゃうから。
書くこと決めずに思いのままに書き綴ると脱線が甚だしいことこの上ない。
この3人は2個上の先輩ですが、何より1番お世話になったのは1個上の先輩方、2人。
このお二人こそ、愛を語ったら夜が明ける…
本当は仲間の話も先生の話もしたいし、、
ていうかこれでは自分の陸上生活で成長した話はいつ書けるんだ、、、
先は長くなりそうです。
時間は山ほどあるのでゆっくり書き留めていこうかな。
最後に、Y先輩から、今年の駅伝の時に、スタバの1杯無料クーポンをいただいたのが、これまた夢のように嬉しすぎたことをここでご報告しておきます。
期限が3/31までなので、早く行かねばと思いつつ、合格発表まで行きたくないなぁなんて…
ありがとうございました。本当に。
やっぱり出逢いって選択肢を広げるし変えるし、何気ないひとつがすごく大事ですね。
明日は、大好きな仲間、そして2人の先輩の話をしつつ、2年間の練習の思い出を語れたらなぁと、思っています。
予定では。
ライブ派なんで、また脱線するかもしれませんが、どこを走ったとしても、地球は丸いので最後にはオチにちゃんと辿り着く、はず……
また会いたいな。
大好きな先輩たちに。