なないろの世界

日々の中で感じたこと。気持ちとか、出来事とか。つらつら書き綴っています。自分でも気づかないうちに、きっと今日も、世界がなないろに染まる。

9/23 地元の祭り

とても嬉しいことがあって。

幸せで、ずっとずっと、この時間が終わらなければいいって、願うひとときを過ごした。

 

地元の、お祭り。毎年、9/22あたりに行われる、神社の祭典。大きな大きな、花火を打ち上げる。ただの打ち上げ花火ではなく、龍勢花火っていうんです。

見た人はきっとわかる。

龍勢花火が天高く打ち上がって、華麗に開いた瞬間の感動。

 

大好きな友達と、赤ちゃんからの付き合いの大親友と、AM9:00〜PM 8:00まで、どっぷり遊んだ。満喫した。祭りだけじゃない。近所の広場、裏山の前の道路、家の前の道、あっちこっちで、バスケしたりキャッチボールしたり犬と戯れたり。

悲しいことにその子は、わたしとは学校が違うんです。でも、それでも、ずっとずっと、変わらない仲で。誰よりもわたしを知っている、誰も知らないわたしを知っている、そんな存在。

 

だいすき。

な人。

 

一日中、一緒にいたの。

少年に戻って遊びまくって走り回って泥まみれになって汗だくになって疲れはてて笑い転げたの。

幸せってこういうことか、って。

 

つらかった毎日が、全て晴れた気がした。龍勢花火と一緒に、空に打ち上がって綺麗にはじけた。そんな気がした。

 

 

神社は、普段はひっそりしてて、人っ子ひとりいないときだって珍しくない。

でも、この祭典の日だけは、地元の人だけじゃない。遠くから、みんなが花火を見るために集まってくる。夜まで、ちょうちんの灯りと花火の灯りで、煌々と輝いている。あちこちから、歓声と騒ぎ声が聞こえてくる。

 

だから、いつも、帰るときは寂しくてしょうがない。

神社のすぐ近くに実家のあるわたしは、お祭りの客というよりは主催者の気分。ほんとに、目と鼻の先だから。

みんなが、少しずつ帰っていく。

10時過ぎには、誰もいなくなる。

屋台も、人も、櫓も、ちょうちんも。

 

さみしい。

 

 

 

 

 

 

 

だけど、いつも思う。

 

あっというまに、次の年のその寂しい、がやってくるから、

 

1年ってあっという間だから

 

 

 

 

きっと、来年の龍勢祭りは、あっという間にやってくる。

 

 

 

 

 

 

 

ね、だから、1年後に会おう。

 

楽しみにしてるよ。

 

ありがとう。

「なにがあっても驚かない」

昨日の、BFA U18アジア選手権大会。

日本🇯🇵 vs 香港🇭🇰

26-0

 

なんとまあ。

圧勝圧勝、大完封。(←こんな言葉あるんか?)

根尾くんのサイクルヒット

というか、2回裏19点、そのターンで中川くんに三巡するという武勇伝。

日本って強かったんやなぁ………。

 

去年、優勝していることを知らずに今朝までいた不甲斐ない自分をぶっ飛ばしてやりたい。

まだまだ経歴1年ちょっとの、にわかファンであることを痛感しました。

少しずつ、近づいていこう。

 

 

 

でもね、なにが悲しいかってね。

私たち受験生はね。

9/4、大きな大きなテストがあるんですよ。

もとい、あるはずだったんですよ。

だから、前日の夜3日の初戦は、勉強のためLiveで見ることはできないって、泣く泣く諦めたのです。録画して朝見ようと思ってて。実際、今朝見たんだけど。

しかし。

今日は暴風警報が静岡に。

 

きゅーこー。

きゅーこー。

きゅーーーーーっこーーーーーぅ。

 

休校。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

泣けるよ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなはすごく喜んでいたっぽいけど。テスト勉強できるとかなんとか遊べるとかなんとか。

知ったこっちゃない。わたしは今日に照準合わせて勉強してきてたはず。今日の夜はテスト終わって開放感とともに野球にどっぷり浸かるつもりだったの。侍を拝むつもりだったの。

 

ありえない………

 

今夜も、見れない。

 

 

昨日より1時間早く寝て早く起きて朝見る。

明日のテストはいわゆる学力調査というやつで成績には入らない。だから疎かにしていいのかといえば否だけど、でも、大事なものに優先順位つけるべきじゃないけど、今一番必要なのは……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ数日の心の支えは、背番号11 柿木蓮、背番号16 吉田輝星。

このお二方は、今年の夏、平成最後ということでなにをするにも話題になるこの夏、日本の東代表と西代表、公立代表と私立代表、全てをかけて戦った日本を轟かせた2校のエース。

熱い熱い火花を散らして、涙を流して、泥にまみれて傷だらけになって戦った、日本一のエース。

ライバルだった。敵だった。

 

そんな2人が、今は。

おなじマウンドで。

おなじベンチで。

おなじ寮で。

ともに、戦っている。

 

誰よりも、いいコンビとして、素敵な仲間として、肩を並べて笑っている。

 

 

こんなこと、誰が想像できた?

 

 

 

すごく素敵だと思う。

2人を見ているとドキドキしてしまう。

奈良間くんはわたしにとって不動の盛り上げ隊でありヒーローだけど、この2人はちょっと、ちょっと違う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだろな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず、だいすきなことには間違いない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なにがあっても驚かない」を合言葉に。

 

連覇をかけて。

 

侍JAPAN🇯🇵🔥⚾️🏟

嵐の前の静けさ。

恋ってなんだろう。人を好きになるって、誰かと付き合うって、結婚するって、人生をともに過ごすって、なんだろう。

わたしの両親は、どうして結婚したのかな。

世の中の恋人たちはどうやって出会ってどうやって好きになったのかな。

同じ人を好きになってしまったり、突然何人もの人に好きと言われたり。

 

人の心って、よくわからない。

 

 

 

あんなに好きだと思っていた人を、簡単に忘れ去った、自分。

そんな気持ちなど、もとから存在していなかったかのように。

一時は恋人だった人が、友達も知り合いも通り越して、もはや無関心になってしまった。

 

前は、ずっと前は、3年間思い続けていた日々は、あの頃は、彼を好きじゃない自分など、想像もつかなかったのに。彼を好きじゃなくなった自分なんて、自分じゃないと思っていたのに。

 

 

あれ。わたしは普通に生きてる。

 

 

 

世の中の結婚した人たちを見ると、その多さに、驚く。

今こうして生きてる人々は、みんな、1人残らず、誰かに産んでもらった命。母親に授かった、命。

母親に相手がいない限り、授かることはできない。

 

つまり。

 

今生きてる人の数だけ、誰かと誰かが愛し合った証拠なんだ。そのほとんどは、結婚しているんだ。つまり、ほぼ、生きてる人の数だけ、結婚がある。言い方に違和感があるけど。

 

生きてる人の倍の数、誰かを愛した人がいる。

 

 

信じられない。

 

 

 

 

わたしは、手に入るまではずっと思い続けるくせに、手に入った途端、大事にしなくなってしまう。

友達に話したら、驚愕された。

 

「Cocoがそんなこと言うの⁉︎そんなこと考えてたの⁉︎」

 

わたしの恋愛観は、やっぱり一般常識とはズレているみたいだ。

 

 

今、わたしの友達、N猫くんの愛しきわたしの友達は、N猫くんと別れようとしている。もう、前みたいに好きが溢れてこなくなったんだと。

 

彼女、Sちゃんは、恋愛は楽しいものだって、言う。構ってもらって、2人で楽しくて幸せでドキドキする、そんな恋愛。でもN猫くんは、Sちゃんにたくさん連絡をするわけでもない、たくさん遊びに行けるわけでもない、なかなか、Sちゃんはそんな彼に業を煮やしていたようで。かいつまむと。

そんなところに、Aコアラ登場。彼は、コアラに似てる。顔が。サッカー少年。そして、大のかまちょくんかと。そこは犬っぽい。そして、わたしの初カレであり元カレである。もっとも、わたしがその時本気で彼を思っていたかと言うと多分否だ。今だから言えちゃうけど。あの頃は、周りの目や彼が傷つくことが何よりも怖かった。

そんなAコアラ。Sちゃんにガチ惚れ&猛アタック。hugやらkissやら、もうとにかく猛アタック。

 

 

…わたしとは、口を聞くことだってままならなくて、手さえ繋いだことなかったのに。二人三脚はしたけど。(←やっぱり恋愛の仕方おかしいのか私は。)

 

 

SちゃんもSちゃんだと思う。彼氏いるのにそんな会いに行くなよって。

でも、気持ちがわからなくもない。きっとSちゃんにとって、Aコアラは、理想や幸せ、求めているものを、一つ残らず与えてくれる人なんだ。N猫くんに対する不満が少しずつ増えていく中で、すぐそばに自分の寂しさや不満を埋めてくれる人がいて、そっちに揺れない、というのはなかなか根性と心の強さがいること。

そこで耐えられるような人は、きっともとからAコアラみたいな存在に頼ることはないだろうし、N猫くんともちゃんと話して割り切れるはず。

 

N猫くんは、Sちゃんのこと、ほんとに好きみたいで。話を聞く限りではきっと。

Sちゃんは、「別れることで周りからどう思われるかが怖いだけかも、Sのことはそんなに好きじゃないと思う」って言うけど、人目を気にして無理して付き合うことがどれだけつらいことか、私は去年1年を通して痛感してる。

夏休み中Sちゃんは、我慢してまだN猫と付き合う、って言っていた。でもそんなの無理に決まってる。現に、Aコアラに色んなことを求めてる。

だけど、2週間後の体育祭のチームが、5人組なんだけど、N猫くんとSちゃんは同じ組。それからわたしと、ダブルTくん(のうちの片割れは、なんとSちゃんに今日告白したそうで。今までずっと、N猫くんとのことを相談していたらしい。いやどんだけモテるんだSちゃん)。

そして今や、先日の席替えで、なんとSちゃんとN猫くんは隣。そしてN猫くんの前はダブルTの告白した方。

 

なんてくじ運のないSちゃん……。

 

 

 

 

要するに、今別れたら気まずいわけで。

 

でも昨日の放課後、とりあえずもうN猫くんとは別れるって決めて、2人で下校して。

 

Aコアラは、わたしがやめとけって言ってるから、N猫くんと別れてすぐAコアラに行くことはないと思うけど、N猫くんと別れたって知ったAコアラが、Sちゃんへのアタックをさらに強めていくことは間違いない。そしてSちゃんがそれに白旗あげるのは時間の問題だと思う。

 

 

お願いだから、この安定した幸せに、波風立てないで、って祈りたくなる。

だけどきっとこれは、大波乱の幕開け、だと思う。

 

 

 

 

 

 

 

そして、あと数日でやってくる、学力調査やら体育祭やら定期テストやら合唱祭やら解任式やら。

 

どこからか、ほら、空に轟く雷鳴が。静かに震える地響きが。

聞こえてくる気がする。

 

 

 

 

 

 

 

わたしは乗り越えられるだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たったひとつの支えは、U18野球アジア大会

今日は、吉田輝星くんと柿木蓮くんに励まされた日。

甲子園で、あんなにぶつかり合った者同士が、今はこうして手を取り合って支え合って戦ってる。

 

 

こんな夢みたいな瞬間、二度と訪れない。

 

 

ありがとう。

 

ねえ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だいすきだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰よりも応援する、そのくらいの気持ちで応援してる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

精一杯、みなさんの野球をしてきてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勉強したくない。

何もしたくない。

ただ好きなものに囲まれていたい。

逃げ出したい。

 

どうしちゃったんだろ自分。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなことばっかりつらつらだらだら書き綴って。

何をしたいんだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず、寝よ。

遠い存在の背中。

U18がすごい。

奈良間くんすごい。セカンド。打撃も。ていうかもうみんなほんとうに甲子園ロスなんて言ってらんない勉強なんてしてられない。

頭の中野球でいっぱい。

いつでもどこでもなにしてても野球野球野球。

 

わたしも何か力になりたいとかおこがましく考えてしまう。

手は届かない。

すごくなればすごくなるほど、輝くほど、遠くなっていく。

 

つらい。

くるしい。

こんなのはじめてだ。

 

でも地元の球場で常菊の人たちとすれ違ってる。覚えているのは、背番号1。漢人くん。

 

知らなかったよ。

みんながこんな人たちだったなんて。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも今日は、いいことがあった。

かっこいいって言われた。

魔法の言葉だ。

ありがとう。

みんなと同じクラスになれてよかった。

 

 

 

ありがとう。

 

 

 

 

頑張ろうね。

#甲子園ロス半端ないって

終わってまった…終わってまったよ。

甲子園が。

夏が。

いやまだ夏休み終わってないから夏は終わらんけども気持ちの面でほらもう夏は終息だよ。

わたしはどうやって生きればいいのやら。勉強なんてしたくない。

 

 

昨日の決勝戦

吉田くんの投球を見て、すぐに感じた、恐怖。

壊れてしまう気がした。

 

常菊の試合の時と同じ。

 

 

そして、この夏日本中を熱く燃え上がらせた侍は、輝く星は、刀を収めた。

 

マウンドを、打川くんに譲った。

 

 

 

吉田くんが、天空くんに、投げられないと言ったことを知ったとき、泣きそうになった。ううん、その前から、あのマウンドに立つ表情を見ていて、もうつらかったな。

 

でも、充分、夢見せてくれた。

わたしが言える立場じゃないけど。

常菊を倒した近江を倒した、金足農業だけど。

でも、初めから注目していた学校じゃない割には、金農は、ずっと見ていたよ。

 

 

金農のみんなは、思わずシャッターを切りたくなる瞬間ばっかりだった。

 

 

 

 

この夏はほんとにほんとに熱い夏だった。

 

 

1ヶ月前、静岡高校が、県大会で飛龍に負けて、あの瞬間、夏は終わった気がした。絶望だった。

そこから、引き上げてくれた、市高、島商、そして常葉大菊川。

夢の舞台で数々のドラマを見せてくれた。入場者数も100万人を超えて。

 

 

 

 

 

 

ほんとにほんとにありがとう。

 

 

 

 

 

 

かなしい。さみしい。いやだよ。まだ見てたいよ。

 

あーあ。

 

 

 

 

 

おーおーおーおー、おおおおー、おおおおー、おおおおーおーおーおーおー……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また来春。

7ヶ月後に。

サクラサクを待って。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PS.ひとつすくわれたこと。

…つーかめっちゃうれしいこと!

ほんっとに嬉しいこと!

 

奈良間くんと根来くんが、U18決まりました!

 

神18です!やばいです!あのメンツ真面目に最強です!甲子園のこの夏の英雄があんなに集まってみんなが仲間だなんて涙涙です。感涙です。

がんばれ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本気の夏、100回目。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ありがとう!

 

 

 

 

だいすきだ!

6泊7日⑦ 甲子園、そして帰還。

明朝、5:35。

瀬戸内海を進む、さんふらわぁこばると。

叩き起こされた。

 

早いって…。

 

 

5:55に、船内のレストランに行くと、まぁ日本人の朝は早いこと早いこと。たっくさんの人が、もう荷物をまとめて朝食を食べていた。

でも、部屋のドアを開けて廊下に出たとき、奥の部屋から、寝癖の付いた頭で目をしょぼしょぼさせながら、「なんでもう起きるの?眠いよ…」と寝ぼけながら歩いて来た、小4くらいの男の子。

わたしはきみを忘れない。みーとぅーとぅーだぞ。眠いよな。分かる分かる。

 

 

なんやかんやあって、バイキングだったものですから、毎回恒例の取りすぎて食べるのつらくなった…とかはどうでもよく。

無事、6:30に、大阪の港へ到着しました。

 

本土や………

 

 

 

さてさてさてさて、車は道路を軽快に走りだし、時刻は6:45。

行くぜっ、いざ、甲子園球場‼︎

 

前回、8/11に、龍谷大平安の試合を見たとき、8時ちょっと前に着いたら、もうアルプス席はライトレフトともに、満席で、入場券は売り切れ。出て来た人の分しか入れない状態。外野自由席は、長蛇の列で、もうほんと、滑り込みで入場券を買った。5列前に並んでる人が買うあたりで、券売り場の表示が、「まもなく売り切れます」に変わったんだよなぁ…焦った焦った。

 

だから今回は、もうそんな思いはしない!ちゃんと、プレイボールから、いやいや、始球式から(この日は始球式があったのです)見てやるぞ!だって奈良間くんだもん常菊だもん!というわけで、車を近所の駐車場に停める前に、わたしと母だけ、球場の前に降ろしてもらい、全力疾走。

そしたら、あらまあなんてこと。

外野自由席はスッッッッカスカ。

 

待ち時間もクソもなく、ぽぽぽぽーーーんと買えちゃいましたよ入場券‼︎‼︎

 

 

やったぁぁぁぁぁぁぁっっっ🙌🙌🙌

 

 

席も、かなり自由に選べる状態で、常葉大菊川側のレフト席、前から24列目、バックスクリーンのすぐ横、つまり真正面‼︎

ホームランボールは飛んで来にくいところかもしれないけど、奈良間くんのことちゃんと見れるし、バッターの選手もばっちり見れるし、いいじゃん!

 

 

 

プレイボール❗️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試合は、すごかった。

圧倒された。

 

近江ピッチャー、やばい。林くん。

常菊のスイングが、あんなに三振で終わるところ見たことない。

見ていて、いろんなものがガラガラ崩れてく感じがして、怖かった。

どうしたらいいのかわからなくて。わたしにはどうせ、何もできないけれど。

応援すら、まわりはできない状態。だって、近江の人数と差がありすぎる。近江は滋賀だから、静岡より近いから、いっぱい応援に来れる。声の大きさ、演奏の大きさ、もう全てにおいて、近江が圧倒する。

 

こわかった。

 

負ける、って、心のどっかでやっぱり思ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり、奈良間くんだった。

 

 

 

 

 

 

 

奈良間大己のフルスイングが、常葉大菊川の野球を見せてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8点を追いかける、9回表。

 

 

奈良間大己の三塁打

 

鈴木琳央のセンター犠打。

 

根来龍真の三塁打

 

そして、伊藤勝仁の本塁打

 

 

 

 

9回裏で3点を返した常葉大菊川は、逆転劇とはならなかったけど、負けてしまったけど、確実に、わたしたちに夢を見せてくれた。

常菊の野球を見せてくれた。

 

 

悔しかったには違いないけど、常菊のみんなは、笑っていたそうだ。ここまで来れたことに、誇りを持って。

 

常菊の野球を初めてしっかり見たのは、静岡大会の決勝戦。わたしは、島商を応援していて、常菊に興味はなかったんだったな。ただ、島商の主将と親戚だった奈良間くんを初めて見て、ジャガーポーズ を見て、完全にトリコになったんだ。

 

 

絶対的王者の貫禄を持っていた、常葉大菊川高校。

甲子園でも、大暴れしてくれた。

 

ベスト16。

おめでとう。

ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6泊7日の大旅行は、甲子園とともに過ごした時間になりました。

最後に、最高の感動をもらって。

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6泊7日⑥

揺れてます。

小刻みに揺れてます。

乗り物酔いの酷いわたしだけど、これくらいなら耐えられるくらいの振動で、揺れてます確実に。

 

 

 

 

さんふらわぁこばると。

 

 

 

 

 

 

ついに、九州から、大分から、本州へ帰還する時が来てしまいました。悲しすぎる。もう、6日目。最後の、お泊まり。明日の今頃はもう家です。

 

船の中の、8人部屋。321号室の7番ベット。

なかなか快適です。

 

でも寂しくて寂しくて。

 

明日の朝、6:30に大阪に着くのです。早すぎだろおい。眠いっすよ。寝てたいっすよ。でも頑張って起きねば。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、8:00から、常葉大菊川vs近江の第3試合を見るのです‼︎甲子園で!絶対!

みんなに会いに行くんだ!

応援しに行くんだ!

今、もう常菊はベスト16なのだ!

明日勝てば、ベスト8なのだ!

 

フレフレ、常菊!

 

 

 

 

 

 

打率8割1分8厘のキャプテン、奈良間大己。

180cmの長身を巧みに使い、直球のスライダーを繰り出すエース、漢人友也。

走っても打っても捕っても良し、キャッチャー、根来龍真。

地区大会、サヨナラ打を決めた、東虎之介。

そして、漢人くんの右腕、二枚看板を持つ、5番、榛村大吾。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだか、もう、見て来たみたいだけど。笑

 

楽しみすぎる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は、太宰府天満宮に行って来た。

いくら願っても、最後は実力よね。

この旅で7日間、まるっきり勉強していないので、帰ったらお勉強ね。

 

でも今はまだ思い出しちゃダメ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ旅は終わってないわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏はまだまだ終わらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手首につけた、夏の名残りの、緑の光るブレスレット。

 

もう光ることは永遠にないけど、これをつけていると、みんなと過ごしたあの日を思い出す。

 

わたしの夏が、また輝く。

 

お守りみたいなもんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は早く寝よう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またね。

九州。