なないろの世界

日々の中で感じたこと。気持ちとか、出来事とか。つらつら書き綴っています。自分でも気づかないうちに、きっと今日も、世界がなないろに染まる。

卒業

AM 5:20

 

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中学校生活最後の日。

その朝はこの手紙から始まりました。

 

わたしと同じ、中3の主任をしているわたしのお父さん。朝5時頃、家を出て行く時にきっと書いてくれたんだろうな。

心の中があったかくなった。

きっとお父さんはわたしの苦労をすごく分かってくれてたんだろうなって。

すごくシンプルだけど、響いた。

ありがとう。

 

LINEのホーム画にしました。

 

 

 

2019年3月20日

わたしの通う中学校の卒業式でした。

もう昨日のことですが、夜なので、今日のこととして書きます。

今日は、眠りたくありません。

 

 

だからすごく久しぶりに、ブログを書いてみます。

大事な日なので。

 

 

天気は快晴。雲ひとつない青空。

3年間、一緒に過ごしてきた相棒と一緒に登校しました。

 

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彼女は、生徒会長である私を、副会長としてずっと支え続けてくれました。

毎日のように一緒に帰った。毎年、1月3日に初詣に行った。愚痴はお互いマシンガンのように吐き出して、片方はほとんどそれを受け流しながらうんうんって聞いてあげる。

そんな毎日。

 

それももう終わりね。

 

本当は同じ高校に行くつもりだったけど、ちょっと厳しいって言って、彼女はひとつ下の高校を受けて合格。

(私の受けた高校は、県内最難関の高校。偏差値71。でも彼女の学校だって、すごく頭のいい学校です。)

 

 

 

学校ではみんなそわそわ。

そりゃそうよね。

「今日泣く〜?」「絶対泣くわー!」「涙ポイントあるよねぇ」「そうそう、グッとくる瞬間ね」

そんな会話が飛び交ってました。

私はね、小学校の時泣かなくて、もらい泣きって本当になくて、悲しくて泣くとかあり得ない人間です。冷たいから。

だから絶対泣かないと思ってたの。

 

 

 

 

 

 

 

思い過ごしだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

多分、学校の中で一番最初に泣いたの、私でした。

 

 

なんでかというと、私は答辞を読んだのです。

そして結構イレギュラーなことをたくさんやりました。

まず、季節や時候のあいさつを全く入れなかったこと。

そして、自分の葛藤や迷いをたくさん語って、ある意味意見作文のようなスタイルでいったこと。

なにより、ラストで、校長先生の方じゃなくて、みんなの方を向いた、つまり振り向いた、ということ。

 

私らしさを貫きたかった。

伝えたいことや、伝わって欲しい人に、全力で向かいたかった。

3年間の全てを詰め込んだ7分間でした。

 

みんなの方を向いて話した時に、言葉と思いがリンクして、感極まって、声が詰まって、やばいと思った時には泣いていました。

全然、そんなつもりなかったのに。

みんなを泣かせてしまいました。合唱の前から。

席に戻ったら、鼻をすする音がすごい聞こえてきて。

 

 

本当はすごく嬉しかった。

なかなか、気持ちが伝わったって思えることってなかったから、私の素直な気持ちが、みんなに響いたんだと思うと、嬉しさで幸せすぎてたまらなかった。

 

 

合唱も良くて。

うちの学校の音楽の先生、ちなみにうちの学年の主任の先生は、もう本当にすごい人です。指揮も伴奏も徹底的に鍛えられ、中学生とは思えない指導を、1年から叩き込まれてきました。

そんな3年間だったから、私たちの合唱は、自分で言うのもなんですが、そこらへんの中学校とは格が違うと思う。

4曲も歌ったけど、本当にいい合唱になりました。

歌ってる自分たちでも、こんなに気持ちがいいんだもん。

綺麗に聞こえただろうな。

 

 

 

 

記念撮影こそ、本当に楽しかった。

とにかくいろんな人と撮れるんだよね。

ちょっと気まずくなってた男子とか

この頃全然話してなかったけど保育園が一緒の男子とか

ろくな話したこともない男子とか

みんな、

「会長さん!会長さん!」って、声かけてくれて、みんなで撮った。

幸せでした。

 

最高の喧嘩仲間男子と、3年前、小学校の卒業式でも記念撮影をしたんだけど、それと同じアングル撮るために、小学校に行こうって話になった。

こっそり、修了式の終わった母校に忍び込んで。

3年前と同じ、大好きだった水車小屋の前で、2ショット。

 

あんたのこと大っ嫌いだけど、大好き。

もう、兄弟みたいだよね、私たち。

 

 

 

生徒会の仲間たちともみんなで撮った。

一緒に戦ってくれた、私のヒーローたち。

今までありがとう。

この5人には感謝しきれません。

またいつかどこかで会いましょう。

 

 

 

 

 

夜は、7時からクラスで打ち上げに。

流れで幹事になってしまった私は、とにかくドタバダで席が決まらないみんなをとにかくボックスに詰め込んで、なんとか始まりました。

 

 

たぁのしかった!!!

 

 

いろんな話をして、

みんなと写真撮って、

ふざけて、

ちょっと騒いで、

担任の先生へのメッセージを撮って

 

みんなのこと好きだなぁって。

 

 

 

解散前に、駐車場で、なんとなく、さいごの会をやりました。

 

 

とりあえずまぁ、写真を、と思って。

学級委員だし、幹事でもあった私かカメラを構えたら、みんなが並んでくれた。

 

でも、ふざける男子っているんだよね。

「早く並んで〜!」って叫びながら、画面に映るみんなの楽しそうな顔を見て、本当に、幸せだった。

 

1年間、みんなと過ごしたこと。

こんなみんなの中で、リーダーとしていられたこと。

みんなが、私を認めてくれてたこと。

 

ほんとに、ほんとに、クラスが大好きって思った。

 

 

撮り終わってから、「会長は入らなきゃダメでしょ!」って、もう1人の学級委員であるN猫くんが、カメラマン変わってくれて。

 

またみんなが撮ってくれた。

 

 

もう、また泣きますよ。

 

 

 

 

そしてそのあと、いつもの面白男子が、ちょっと真面目に話をしてくれた。

学級委員の相棒である、N猫くんとか。

毎日のように、一発芸を披露してくれたSとか。

間合いの取り方が面白すぎて、私が今年1番ツボった、喋りの塊であるAとか。

 

なんかもうみんな最高だった。

 

 

私の親の車が、一番に迎えに来ちゃったんだけど、そこで解散にしようと思ったら、みんなが、

 

「会長は喋んなきゃでしょ!」

「Cocoは言っていきなよ!」

 

最後にみんなにお礼を言わせてもらえました。

 

どうしてこんなに素晴らしいクラスメイトなんだろう。

どうしてこんなに幸せなクラスなんだろう。

 

 

 

 

みんながだいすき。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、深夜まで書いていましたが、いつの間にか寝落ちしていて、再度描き始めた今日は、3/25です。

 

でもまだはっきり思い出せる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中学校生活。

いろんなことがあった。

 

 

期待に胸を膨らませて入学した、3年前の4月から。

 

勉強、部活、生徒会、人間関係、

 

くるしかったりつらかったり

楽しかったり嬉しかったり

泣いたり笑ったり

いっぱい怒られて

いっぱい褒められて

ぶつかって傷つけあって

向き合って慰めあって

だいすきなひと、たくさんできた

きらいだったにひとを、ちょっとすきになった

 

こんな濃い3年間、なかなか出会えない。

 

 

わたしこの学校に入学して本当に良かった。

 

 

 

 

 

ありがとう。

 

 

みんな。

 

 

 

 

 

 

卒業おめでとう